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PELIKAN LEVEL PEN
eメールに始まり、書くということを考えた時、アナログかハイテク化を
使い分けてきた。便利であるが人の感情の伝わらないE-MAIL
タイムラグも出るし相手が見ていなければ意味が無い、仕事では
やはり電話での確認が一番である。間違いなく本人と会話が出来るし、
その他残された手段は手紙である事だと思う。これも見ていなければ意味が無いが
人が書いた字という物はやはり目をとうすのではないだろうか?
最近は、PCでも毛筆書体などで印字が出来るが、万年筆のインクや筆圧までは
再現が不可能である。人の温かみや感情が伝わる字を手っ取り早く書くためには、
やはり万年筆が良い、このレベルペン低価格で、ペンの尻の方からインクを注入して使う物であるが使いやすく個性的で好きである。僕が万年筆を本格的に使い出したのは
ある人物に影響されたからである。その昔SHOPのオリジナルスーツを企画する時に
出合った方である。僕が人生の中で、本当に尊敬していた方であったが、数年前に他界
されてしまった。その方の書く文字一字一字が筆圧といいインクの色といい、何につけても
センスがあり人間的にも奥の深い方であった。脳梗塞で倒れられ一時は退院をしていたが
やはり後遺症で言葉が、、、、その姿を見るに耐えかねず、、、、本当にお世話になり
今でも当時の事を思い浮かべると涙が出てしまう、、、、その方の使っていたのがペリカンの
万年筆であった。だから物にしろ、クオリティーにしろその方との仕事で得た物を
後世に受け継いでいく事も僕の仕事だと感じる。一人間として、、、、、、、、、、、
人生の中でそれだけ偉大な人物と接する機会がありこの仕事をしていて良かったと
思う。後残りの人生において、どれだけそう言う人物と接する事が出来るであろうか?
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by britishnouveau | 2005-01-22 13:28 | ETC