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FRANCO PRINZIVALLI のアトリエ
ITALYはMILANOのサンバヴィラ地区にアトリエを
構えるFRANCO PRINZIVALLI 一昨年
衝動に駆られ、アポ無しでアトリエを訪ねてみた。
あいにくお昼休みで、時間を潰しながらその場で待機
待つ事30分すると、友人らしい人物とあるきながら
帰ってくるFRANCO Pの姿が、、、直ぐに近ずくと
彼は満面の笑みで、僕を迎えてくれた。
取り合えずアトリエに招待して頂け、日本でF/Pの
取扱店だと自己紹介をして、デットストックの生地を
拝見そこにはmade in Englandの生地を初め
勿論made in italyの高級生地がビッシリと
積まれていた。やはり職人らしい生地選びで見る人を
楽しませてくれるし、さすがっ、、、確かな目で選ばれた
物であった。職人から見たもの、市場から見た物のギャップを
感じてしまう。日本ではクラシコイタリーと言えば、生地的に
ロロピアーナやゼニアを指す人が多いが、口にこそ出さないが
僕の眼には、彼自体はmade in Englandの生地が好きそうに
思ったりした。イギリスの生地は質実剛健と言う感じがして
やはり丈夫に思うし、そうかといってitlyの生地は滑らかさや
気品さ軽さにしても、それとは又違う、、、、、、それが国柄の
現れであろうと思う。生地を拝見そして試着をすませ、
そうこうしていると、テーブルで片言で話をさせて頂いた
彼は一時期日本に数年滞在していたようで少々の日本語も
出来るようだったので、、、、数分たちグラッパを勧められ
気の向くままに、グラスにいっぱい注ぎ飲んでみたが、
これが又効く、ラベルには山から火山の爆発をイメージした
物であったが、まさしくそのとおり、そく大酔いで頭がポワーん!
そうしていると、職人が昼食から帰ってきたようで、再びアトリエで
仕事ぶりを拝見させていただき、納得!そんなこんなで、、、
何を最終的にしに行ってきたか?それはというとF/Pのスーツのライセンス
製品とインポートの商品の出来を比べに行ったみたいなもんなんですね!
いままで目が腐るほどの、海外のライセンス商品を見てきたが
ブランド名は借りて、物作りに反映された物が無く(市場に)
いわゆるネームだけ商法、、、まともな企画をせずブランド名だけで
商品化?しかし彼のライセンスのスーツは完璧な物であった。
本人自体も技術監修で日本にきて本当の物作りを伝授していると思う。
本当にまたもや、良い思いでとなったが、帰国後メーカから直接
お叱りが待ち受けている事も知らず、その後大好きなフィレンツェへ、、、、、、

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by britishnouveau | 2005-02-26 13:44 | ITALY